フジクラについて
電線の三強の一角.
電線は古河電工と住友電気がある.
上昇は2024年の2月から
その時は3Qの決算があった.
当時のPERは8倍程度であり,6年程度は利益も成長もなく横ばい状態であった.
3Qの決算時に11%の上方修正があり,ストップ高になった.
PER8倍だと,横ばいで普通と判断されるので少しの上方修正でも好感された.
情報通信機器部門はデータセンターの投資抑制があったが,想定よりも良く価格改定がうまくいっていた.
次の決算は5月でそれまでに三倍近く上がっていた.
当時のPERは17倍
当時の予想は売上も利益も横ばい予想だった.
それもで好感されていた.
その次の決算は8月の1Qで
PERは17倍程度だった.
1Qの進捗は前期の二倍以上の利益で上昇した.
通期の上方修正で30%増になり,PERも20倍となった.
要因は生成AIによるデータセンターの素材のため,
PERが上昇前は8倍と低かったこと.
電線は価格競争が激しく,合併を繰り返し三社に残ったがそれにより需給がひっ迫し価格競争がしやすい環境だった.
上昇前は3000億で上昇後15000億で機関投資が入りやすい価格であった.
どうすれば気づけたか,
2月の段階で上方修正していたので,低PBRにしては成績が良かったと思うこと.
電線が足りないという情報はどこからかえていたのでもっと知っておけばよかった.
今回は会社の実力よりも設備投資の循環などに影響された面が大きいので,ある程度の期間が過ぎれば下がるのは目に見えるので,どこかで利確する必要があると思う.