ROE分析で
利益室×総資産回転率×財務レバレッジ
となる.
総資産回転率はビジネスモデルによって決まるので改善は難しい.
そこで,利益率と財務レバレッジをいかに高めるかがROEの向上につながる.
ちなみにROEは継続して高めることで雪だるま式に利益が増えていくので継続して高いことが求められる.
単年でのROEに意味はない.
利益率は参入障壁の高さ,規模の経済を享受できているがある.
参入障壁が低いと競合が現れて値下げ合戦になるので避ける.例家電やパソコンなどはメーカーが多く,値下げで消費者は安い方に流れてしまう.
参入障壁はメルカリやラインのようなネットワーク型で規模が大きくなるほど,利便性が増す.
フリーマーケットは売る相手と買う人がいて初めて成り立つ.そこで,後から参入しようとしても,消費者は商品が多い方を選ぶ.
鉄道などの初期投資が多く,利便性の高い土地を専有するもの.
新幹線と同じものを作ろうとしても,土地の確保が難航するし,初期投資が重く現実的にも不可能.また,利便性の高い土地は限りがあり,ネットのように無限にあるわけでもない.
理想はプレーヤーが限られていて,価格を維持できて,規模を広げるもの.
昔のサンウェルズとかアンビスとか
もっともそうゆうものはPERが20倍を超えているので,値段が高すぎる.
規制業界は一見すると参入障壁が高いように見えるが,価格が決められていることが多く利益率が低くなりやすい.かといって売上を伸ばそうと思うと人件費などの固定費の増大につながるので結局は低くなる.
結論では,小売りなどの出店を続ける企業や不動産などの将来の売り上げ見通しを立てやすいもの(バリエーションアップなどで転売するもの.マンション販売ではない)
ごみ処理などの人口密集地などの近いとこなどに必要などの土地が限られているもの
(土地が少ないことは再投資が難しくなるかも)
ストック性の高いもの,