dededeの100億計画

100億をめざすブログです

東京センチュリー

航空機リースのACGを抱える会社

 

航空機業界はコロナ明けからの航空需要の増大とボーイングのストの影響で需給が逼迫している.

特にボーイングのストは長引いた影響で部品メーカで下方修正が入るなどで製品が作れない状態である程度の数を持っているリース会社の航空機売却がいい条件でできるものと推測する.

 

 

決算期 売上高 営業益 経常益 最終益 修正
1株益
修正
1株配
発表日
△2000年3月期~2020年3月期を表示
連   2021.03   1,200,184 77,154 78,105 49,145 100.6 34.5 21/05/13
連   2022.03   1,277,976 82,675 90,519 50,290 102.9 35.75 22/05/12
連   2023.03   1,324,962 91,221 106,194 4,765 9.7 35.75 23/05/12
連   2024.03   1,346,113 104,225 117,303 72,136 147.3 52 24/05/14
連 予 2025.03   125,000 80,000 164.0 58 24/05/14

 

東京センチュリーは最高益の見通しで今季は10%ほどの増益を予想している.

株価は11/22で1480ぐらいで5月の決算時は1500でマイナスとなっている.

会社資料によると今期は前年度の3倍の機体の売却を予定しているので,需給が逼迫すればより高値で売れて通期の修正の可能性はある.

 

 この資料では3Qまでの機体の売却益が乗っているが,最初は誤記載かと思った.

ACGは3Q目に入って売却したらしいが,エクセルのデータを見るとそれが反映されていなかったので,正直よくわからない.

過去の1Qの15億の売却は1Qのデータに反映されていたので,会計上の季ずれかもしれない.

 

どちらにしろ,株価はいまだに織り込んでいるとは思えず,ガイダンス通りにいけば

 


1800ぐらいで修正されれば2000ぐらいが目標になると思う.

 

懸念は金利ボーイングのスト.

金利は固定金利で借りているので,見通しが読みやすい.

ボーイングのストは機体の調達という面でこちらにも影響はある.

この場合は,新しい発注分を止めて既成品の生産を優先すると思うので既に発注している分があるのであまり問題にならないかも